米スタートアップ・Caavoは、ホームエンターテイメントを統合できるアイテム「Caavo」を発売する。 最近では、様々なストリーミングサービスを利用したり、ゲームをプレイしたりするために、テレビに複数の端末を接続している家庭が多いと思う。有線の時代に比べればかなりコンパクトかつスマートになったものだが、利用するサービスごとにリモコンを変えるのはしばしば面倒だし、見た目的にもやや散らかった印象となり不満があるのではなかろうか。 Caavoはそんな悩みをいとも簡単に解消してくれるアイテムだ。使い方は簡単で、ウッド調のスタイリッシュな「Caavo」筐体に、これまでテレビに挿してきた端末を挿すのみ。計8つのポートが備わっているので、ほとんどすべての家庭では問題なく収まるだろう。Caavoに端末を接続すると、リモコンは音声入力対応のCaavoリモコン1つでよくなるほか、サービスごとに端末を設定することが可能なので、起動時にどの端末でどのサービスを利用するかを選択する必要がなく、操作も非常に単純だ。アマゾンプライムにNetflix、iTunesアプリの利用など、すべてCaavoに収まる。ゲームのプレイはどうするのかという疑問の声が聞こえてきそうだが、ゲームコントローラーはこれまで通り利用できるので心配ない。 Caavoは自社ブログの中で出資受付完了を報告しているが、製品化がいつになるのか、そしてその価格はいくらなのかについては明かされていない。そう遠くない未来に、正式発表されることを期待しよう。