青土社より、書籍「ユリイカ2017年2月号」が発売されています。「ユリイカ」は、文学・思想などを取り扱う芸術評論誌です。「ユリイカ2017年2月号」はソーシャルゲーム特集となっており、“『Pokemon GO』のその先”といった特集が組まれています。また、『Pokemon GO』や『ファイアーエムブレム覚醒 / if』などのキャラクターデザインを手がけるイラストレーターのコザキユースケ氏へのインタビューも。さらに、『パズル&ドラゴンズ』『あんさんぶるスターズ!』といったスマートフォン向けタイトルについての記事、そしてSteamをソーシャルゲームとして捉える記事なども掲載されます。■私が出会った人々*14故旧哀傷・信木三郎 / 中村稔■シュタイネ*4グリュービルネ 他一篇 / 多和田葉子■詩窓 他一篇 / 峯澤典子水面 / 鈴木卓哉特集*ソーシャルゲームの現在――『Pokemon GO』のその先■対談――ライフログはゲームになる日常を書き/読み換える〈ゲーム〉 / 米光一成+渡邊恵太■インタビューキャラクターの溢れる場所 / コザキユースケ(聞き手=編集部)■『Pokemon GO』と新しい考古学『Pokemon GO』とメディア熱の歴史 / エルキ・フータモ(訳=太田純貴)『Pokemon GO』の不均衡な発展 / マーク・スタインバーグ(訳=田村正資)ソーシャルとオンライン、または入力と出力のあいだ / 増田展大日常のなかのゲーム/ゲームのなかの日常 / 唄邦弘■スマホ的実在論ふたつの「GO」が照らす〈空間〉と〈時間〉 『Pokemon GO』『Fate/Grand Order』が体現する脱ソーシャルゲームの道筋 / 中川大地そしてメンテは続く / さやわか逆説的な社会性 『パズドラ』雑感 / 中田健太郎星座を描き出すステージ 『あんさんぶるスターズ!』という闘争がひらくアイドルの位相 / 上田麻由子■対談――技術の拓く想像力ビリーバビリティの未来 身体性と時空間の拡張 / 磯光雄+稲見昌彦■ルドロジーの現在〈抗い〉としてのゲームプレイ ゲーム的リアリズム2・0のために / 吉田寛切れ切れの意識でデジタルゲームの儚さについて考える十の断章 / 山本貴光(ソーシャル)ゲームの〈ソーシャル〉性についての覚え書き / 河田学コミュニケーションの複雑さを諦める自由 ゲームを通じた新しい自由について / 井上明人■Arrangement Reality非デジタルな「ソーシャルゲーム」 / 竹内ゆうすけソーシャルゲームと人工知能 単一のゲームからそれぞれのユーザーに向けて生成されるゲームへ / 三宅陽一郎スキナー箱の枯山水 ゲームの超越について3 / ドミニク・チェンSteamは基本無料だからソーシャルゲーム / 今井晋■ゲームの未来ソーシャルとゲームの接続をめぐるキーワードガイド / 松永伸司■今月の作品金弓類々・小林結・岩倉文也・トオイダイスケ・大野直子選=三角みづ紀■われ発見せり真実のあとで、京都学派と現代の超克 / 丸山善宏◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆書籍「ユリイカ2017年2月号」は発売中。価格は1400円(税別)です。