ブリヂストンは、お茶の水女子大学と女性リーダーの育成支援を目的とした包括的協定を締結した。両者は、次世代女性リーダーとなる若年層の育成や各組織で指導的地位を担う現役女性リーダーの能力開発や人材交流で協力する。同社、お茶の水女子大学の双方にとって女性リーダー育成のため、産学連携するのは初めて。同社は、グローバルで多様な人材の育成・活用が、経営改革の成否を決める最大の要件になると見ている。特に女性リーダーの育成・活用については、グループ内の他地域と比べて日本が大幅に遅れており、今回の提携を機に大きく前進させる構え。お茶ノ水大学では、2015年に「グローバル女性リーダー育成研究機構」を新設し、グローバル女性リーダー育成機能の強化を図っている。今回、多様性を尊重し、女性の活躍をサポートする理念を共有する両者が包括的協定を結ぶことで、未来のグローバルリーダーシップを担う女性の育成を図る。