国内外で絶大な人気マンガ 「ONE PIECE」と、四代目市川猿之助による「スーパー歌舞伎2」(2はローマ数字)を融合させ話題となったスーパー歌舞伎2『ワンピース』が、シネマ歌舞伎として映画館で上映開始となった。 スーパー歌舞伎の舞台としては、歌舞伎の古典的手法と最新の技術を駆使したエンタテインメント性溢れる演出で(チケットが)入手困難となり話題となったが、今回は映像ならではのカットをふんだんに盛り込み、編集を重ねて2時間に凝縮した映画版だ。 物語は頂上戦争編。海軍にさらわれたルフィの兄エースを救おうとする海賊団とルフィ、海軍との壮絶な決戦が、「ONE PIECE」の世界観を失うこと無く歌舞伎的な演出や、ダンスなどを駆使した現代的な演出の両方で再現されている。気になるルフィのゴムゴム能力は、何人ものダンサーの黒衣の腕を使ったり、戦いのシーンでは、映像を使ったりと様々な表現で「ONE PIECE」の世界を楽しむことができる。 作品はシネマ歌舞伎として、、10月22日(土)から東劇、新宿ピカデリーほかで全国公開。