■リチウムバッテリーにした理由は? 質疑応答には、東山氏が対応した。--- iPhoneやMacのメモアプリと双方向で編集できるポメラSyncはAndroid、Windowsでも利用できるのか。東山氏:できない。Gメールのサーバー上にある“ノート”というフォルダの中に、新たにフォルダを作成して使用しているが、そのフォルダを参照できるのは現在のところiPhoneやMacに提供されているメモアプリのみとなっている。--- インターネット経由で語彙をアップデートしていけるか。東山氏:今後、検討していきたい。--- 無線LANについて、新たに機能は追加されたか。東山氏:現行モデルではEvernoteにのみアップロードが可能だった。今回の新製品では、メール送信機能を使ってEvernoteにアップロードできるほか、通常のメールでテキストを送信したり、ポメラで書いた文書を無線LAN対応プリンタに転送して印刷することが可能になった。--- 編集中のテキストファイルをQRコードに変換する機能により送信できる文字数は。東山氏:現行モデルでは最大4,800文字を16分割できる。新製品では最大5万文字を99分割できるようになった。1つのQRコードで表示できる文字数はQRコードの規格で決まっているため変更はない。--- ツリー構造で表示できるアウトライン機能について、リッチテキスト形式で書き出せるか。東山氏:対応していない。書き出す際は、通常のテキスト形式のみとなる。--- 現行モデルのDM100はDM200と併売していくのか。東山氏:併売する。DM200が後継機種となるため、DM100は在庫がなくなり次第、販売を終了する。--- Evernoteのほかに対応するクラウドストレージは。東山氏:現在、対応リストを準備している。--- 乾電池で駆動できるのが、これまでのポメラの特徴だった。リチウムイオンバッテリーにした理由は。東山氏:新製品はソフト、ハードとも大幅に強化した。乾電池駆動も検討したが、それだと満足できない駆動時間になってしまう。総合的に判断して、リチウムイオンバッテリーを採用した。--- 現行モデルと比較すると、少し重くなった。東山氏:キーの打ち心地などを重視する過程で、剛性もアップさせた。また内部の部品が補強されたほか、液晶も大きくなった。その結果として、全体的に少しだけ重くなった。--- 無線LANに対応したプリンタの種類は。東山氏:現在、HPとエプソンの2社は動作確認済み。--- バッテリーは交換可能か。東山氏:修理の対応となるが、交換は可能。費用は未定で、発売日までに確定させたい。