もちろん、最近はサードパーティから、iPhoneを腕など体の一部に固定するアイテムが登場しているが、やはりちょっとしたストレスを感じることには変わりない。初代Apple Watchは、筆者のなかで、どんどんと着用機会が減り、最終的には使用することがなくなってしまった。そこに来て、待望のGPSを搭載したApple Watch Series 2の登場だった。
すでに何度かiPhoneなしで、Apple Watch Series 2を着用し、サイクリングをしてみたが、ログの正確さは現時点で素晴らしいと感じている。コースの途中でカーブを入れたり、中断や再開を繰り返し入れたりしたが、iPhone側のアクティビティアプリに、経路が全く問題なく記録されていた。Apple Watch上のアクティビティアプリでは、インターネット接続なしに、速度や心拍数をリアルタイムで確認することもできる。自身の状況を把握するには必要十分な情報だろう。
正直、初代では物足りなかったApple Watchだが、“ Series 2 ”となり、アクティブなユーザー層にとって、待望のウェアラブルになったと言えそうだ。ここでは、次回以降もApple Watch Series 2の使い勝手についてレビューをお届けしていく予定。
《KT》