お掃除ロボットがちょっとしたブームになっている。量販店では専用コーナーが用意されているケースも少なくないが、ここにまた新たな製品が登場することになりそうだ。 日本では馴染みがないが、2005年からお掃除ロボット専業メーカーとして、ロボット掃除機の製造販売を行っているShenzhen Silver Star Intelligent Electronic Ltd.。OEMも含め累計70万台を販売する第2位のベンダーだが、今回、Xrobot MAMORUをリリースする。 「お掃除ロボットは、外出している時、家を離れている時にお掃除をしてくれるというのがコンセプトの製品。外出しているときに、ロボットに“見る”という機能を搭載したらどんなことができるだろうか?と考えたのがそもそもの(開発の)きっかけだ」と担当者は話す。 Xrobot MAMORUは本体前方にカメラを搭載。専用アプリを搭載したデバイスから遠隔操作で確認したい場所にロボットを移動させることができる。カメラはリアルタイムの映像確認だけではなく、写真撮影もできる(動画撮影には対応していない)。アプリからはロボットの速度について「ファスト」「スロー」のどちらかを選択することができるため、停止状態あるいは「スロー」を選択してから写真撮影することになるだろう。カメラの向きも上下に角度を変更することが可能で、下に向ければ床のお掃除状態を確認できる。 なお、スケジュール予約機能も搭載。アプリからの操作でチャージドックへ帰還もできるという。ペットの見守りに関しては移動型のものも登場しているが、MAMORUであれば一石二鳥のような気がしないでもない。ただし、音声通話機能がないため、留守宅の音声を拾ったり、ペットに話しかけたりといったことはできない。 MAMORUは「+style」で9月中にクラウドファンディングをスタートする。