Googleがモジュラー型のスマートフォンを作っていることに代表されるように、今後はユーザーが自身で組み立てるようなアイテムが増えてくるのかもしれない。クラウドファンディングサイトKickstarterに、“セル”と呼ばれるモジュラーを組み合わせてカスタマイズできるロボット「CellRobot(セルロボット)」が登場した。 「CellRobot」はいわば心臓のような役割を果たすメインモジュール「Heart」を中心に構成される、球体型のレゴのようなアイテム。1つのセルにジョイントが計8つあるので、これらを接合して、理想の形に仕上げていく。セル同士をつなげると、360度の可動域があるので、関節のようにグニャリとした動きも再現可能。 1つのセルの直径は80mmで、重量は約197グラム。「Heart」には最大20個のセルを接続することが可能で、カメラのついた「Vision」セルや、机などに固定するための「Mount」セル、車輪付きの「Wheel」セルも用意されているので、車のような形にもできるし、正体不明の生き物のように組み上げることもできる。 また、iOS/Android対応のスマートフォンアプリから、BluetoothまたはWi-Fiを経由して接続し、「CellRobot」を自由自在に動かすことができる。 「CellRobot」にはさまざまなパッケージが用意されており、155ドル(約15,500円)の支援から入手が可能。気になるユーザーは、ぜひ動画をチェックしてみて欲しい。