米Googleは開催中の開発者向けカンファレンス「Google I/O 2016」(現地時間18~20日、米カリフォルニア)において、スマートウォッチなどをはじめとするウェアラブルデバイス向けのプラットフォームの次期基本ソフト「Android Wear 2.0」を発表した。 「Android Wear 2.0」は、同日発表されたメッセージングアプリ「Allo」と同様、音声アシスタントAI「Google Assistant」が返答メッセージを提案する「スマートリプライ」をサポートするほか、手書き文字による文字入力が可能な「ハンドライティング」、文字盤をなぞることで入力が可能な「キーボード」機能が新搭載される。フィットネストラッカーとしても利用できるようになり、消費カロリーの表示やプレイリストの再生にも対応する。 最大の特徴は、メッセージングアプリを含めた一部のアプリが、スタンドアローンで動作するようになったことだ。これまでAndroid Wear端末では、スマートフォンやタブレットなどの端末と、ウェアラブル間でデータをやり取りするためのAPIとして、Data Layer APIが存在していたが、「Android Wear 2.0」では、これを介さずに、アプリがWi-Fi/Bluetooth経由などによって独自でネットワークにアクセスすることにより、ペアリングをせずとも動作するようになる。 すでに開発者向けにプレビュー版がリリースされているが、正式なリリースは今秋予定となっている。
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