すでに若年層では、ニュースアプリや検索サービスよりも、LINEを使ってニュース閲覧や検索を行っているという調査データも出ている。そのため、ここに自社情報を載せたい・ユーザーと接触点を作りたいという企業も多く、3月24日に開催された「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」では、「LINE」のビジネスプラットフォーム化に向けた「ユーザーと企業を繋ぐオープン化戦略」も発表されている。「BOT API Trial Account」は、この流れの一環として、メッセージングAPIをオープン提供するというもので、そのトライアルとなっている。
「BOT API Trial Account」では、先着1万名限定で、BOT(自動返信AI)アカウントを自由に開発できる特別アカウントを提供。全世界のサードパーティデベロッパーを想定しているが、個人でも申込可能。「BOT API Trial Account」では、利用者が自社および個人で開発したシステム・サービスとLINEアカウントを連携させ、API形式でメッセージの送受信が可能なBOTアカウントを作成できる。
あわせて同日、ビジネス向けポータルサイト「LINE BUSINESS CENTER」を開設。ここから「BOT API Trial Account」の申込が可能だ。「LINE BUSINESS CENTER」では、ビジネスアカウント「LINE@」やログインプロフィール「LINE Login」などの申込・管理も可能。
《赤坂薫》