クオリカは28日、防水防塵対応の新型情報収集端末「CQ13-SG-01」を4月から発売することを発表した。 IoTを活用した産業機械の予防保全システム等での使用を想定しており、産業機械の稼働状況データを収集することができる。 同社はIoT機器の遠隔監視・予防保全システム「CareQube」を展開しており、新型情報収集端末「CQ13-SG-01」を取り付けることで、産業機械から得られる各種データを収集し、携帯通信網で「CareQube」サーバーに自動転送するなど、遠隔監視・予防保全システムが容易に構築できるものとなっている。 本体は、IP65相当の防水防塵性能やDC10V~30Vの広い動作電圧、-20度~+70度に対応した使用温度など多様な設置環境に対応しているほか、外部通信網にグローバルSIMを採用したり、CAN・RS-485・LANなどの多彩なインターフェースに対応するなど、さまざまなユーザーに使われることを想定した製品となる。 価格はオープン価格。同社では車両メーカー、工作機械メーカー、プラントなどを対象として、初年度3,000台の販売を見込んでいる。