タレントのベッキーがユニセフに巨額の募金をしていたと報じた一部週刊誌の内容について、日本ユニセフ協会は1日、公式サイトで「そのような情報を当協会が同誌を含む第3者に開示した事実はございません」とコメントした。 先月25日発売の「週刊新潮」では、不倫騒動でバッシングを受けるベッキーを不憫に思ったユニセフ関係者の証言として、ベッキーが同協会に巨額の募金をしていた、などとする“美談”を紹介した。 しかし日本ユニセフは、「2016年2月に発行された週刊誌の記事の中で、『ユニセフ関係者が特定個人の寄付履歴を同誌に開示した』といったことを内容とする記述がございますが、そのような情報を当協会が同誌を含む第3者に開示した事実はございません」と、同誌に掲載された証言は協会関係者によるものではないと否定した。 さらに同誌からは記事掲載前に電話での問い合わせを受けたとし、「当協会は、個人情報保護と法令順守の理由から、寄付者の同意なく寄付履歴などを開示することはできないし、したがって、寄付の有無についても肯定も否定もできない」と回答していたと明かした。