来年2017年4月には、消費税率が10%に引き上げられるとともに、特定の品目に限り消費税率を低く設定する「軽減税率」の導入が始まる予定だ。しかし、対象品目やその扱いによって税率が変化するため、事業者でもなかなか理解と準備が進んでいないのが現状だ。 たとえば、ハンバーガーのような加工食品を、店内で食べると、外食扱いになり通常税率10%のままだが、テイクアウトして家で食べると、軽減税率8%が適用される。当然、これに応じた料金精算を店舗・ユーザーともに行わなければならない。とくに会計処理をする側の店舗・事業者は、対応システムへの刷新が求められている。 カシオは26日、コンテンツサイト「軽減税率かんたんガイド」を開設。こういった軽減税率の仕組みや基本的な疑問を解説している。とくに同社の電子レジスターを使用しているような飲食店事業者に向け、海外の事例紹介や、業種ごとに売り上げアップにつなげる対応方法などのコラム、PDF資料も掲載している。今後もさまざまなコンテンツを掲載するとのこと。