LIXIL鈴木シャッターは、駐車場やオフィスビルのエントランス部の浸水対策として、防水板「アピアガード オクダケH(ハイ)」を3月1日から発売する。簡易脱着タイプで最大1mの高さまで止水できる点が特徴となる。 これまで集中豪雨や台風などの浸水対策として一般的に使用されてきた「土のう」は、1つ当たりの重さが約20kgと重く、設置に時間がかかる上、平時の保管場所や使用後の処理など、さまざまな課題があった。 「アピアガード オクダケ」シリーズは、あらかじめ取り付けたガイドレールにアルミ製防水パネルを積み重ねるだけで浸水対策として使用可能な簡易脱着タイプの防水板。 締付金具等の固定や工具が不要で、突然の集中豪雨でも約2分と短時間で素早く設置できる。止水性能は「土のう」の100倍に達するという(同社調べ)。 新製品の「オクダケH(ハイ)」は最大1mの高さまで止水することが可能で、近年増加している水位50cmを超える集中豪雨や台風などの浸水に対応。平常時は分割して専用バッグにコンパクトに収容できるので、少ないスペースで保管できる。 寸法は幅200cm×高さ100cmで、開口幅65cm~200cmまで対応可能。本体価格は423,000円(税別、取付費含まず)。