家電製品協会は22日、新資格「スマートマスター」の設立を発表した。資格制度として、「スマートマスター」を養成し認定するための育成カリキュラム、学習テキストを提供するほか、認定試験を実施する計画だ。 「スマートマスター」は、スマートハウスのプロフェッショナルとして、家の構造・性能に関する知識、家電製品から住宅設備、さらにはエネルギーマネジメントまで横断的な知識をもって、スマートハウスの構築を支援するための資格だ。技術や商品の動向を理解し、さまざまな製品やサービスを組み合わせられる知識が必要となる。 家電製品協会は、本資格制度を導入・推進することを通して、人材(スマートマスター)を育成していくとのこと。2016年9月に第1回試験を実施し、以降は毎年年2回(9月・3月)実施の予定。試験科目は「スマートハウスの基礎」「家電製品」の2科目で、資格交付日より5年間が有効期間となる(資格更新制度あり)。 あわせて、「スマートマスター」資格取得のための学習用テキストとして、『スマートマスター インテリジェント化 する家と家電のスペシャリスト』をNHK出版より26日に発刊。価格は4,104円(本体3,800円)。