数々の関連グッズが販売されるなか、映画の公開に先駆け2015年9月4日、Sphero社から発売された、小型ドロイド「BB-8」の存在は、映画公開前からからファンを興奮させていました。コロコロ転がって自走する姿は、映画の予告編で見たままです。いったいどうゆう仕組み?と胸が高鳴ります。そして、高鳴る胸のまま映画を鑑賞。
え、すんごい可愛い、BB-8!!!! とくに顔に表情があるわけでもないのに、ものすごい感情表現で、怒ったり、喜んだり、悲しんだり、その一挙手一投足が超キュートで目じりが下がりっぱなしです。実際劇場でも、BB-8の表情に共感して、あちこちから声が漏れていました(もちろん私の口からも)。
そんな、完全にスター・ウォーズの世界に陥落中の私。この度、我が家にSphero社の新型ドロイド「BB-8」がやってきました!
■まずはアプリをインストール
箱からBB-8を慎重に取り出し、はやる気持ちを抑え専用アプリをインストール。BB-8は下のボール部分が、ちょうどテニスボールくらいでしょうか。手のひらに収まり、かつズッシリしていてロボっぽいです。アプリを起動すると、スター・ウォーズのイントロがジャーン!と鳴り響きます。初期設定を済まし、Bluetoothをオンの状態でスマホをBB-8に近づけると、接続が始まります。
■実際に動かしてみる!
さて、スマホと接続が済んだら、BB-8を台座からはずし「ドライブ」というモードを選択します。ちなみに、映画公開後にアプリのアップデートが行われ、映画と同じ声で喋るようになったそうです。細かい配慮に関心。なるほど、簡単な画面操作で思い通りに走行してくれます。そして思っていたよりキビキビ動きます。首だけくるくる回転させてみたり、自分で操作しながら身悶えます。
■パトロールモードってなに?
ラジコントイと一線を画すのは、このパトロールモードではないでしょうか。このモードでは、BB-8が自ら周辺を探索し、さまざまな情報をスマホに送ってくれるのです。正直そこまでしなくていいし、届く情報もまぁ……うん、大丈夫。って思う内容のものなのですが、壁にぶつかって赤くなりながら一生懸命調査している姿をみていると、不思議とありがたい気持ちに!
■声を認識してくれるボイス・コントロール
ピコポコしゃべる声を聞いていたら、もはやペットへの愛着と似たものがフツフツと心に湧いてきました。しかしSphero社は、そんなことも予測済み。BB-8には操作者の声を認識して反応する機能が搭載されています。音声コマンドは限られたものですが、コマンドに従って話しかけるとピカピカ光って反応してくれるから、コミュニケーションできている感じがしてとても嬉しい!
このほかにホログラム機能もあり、おもちゃというには多機能すぎるため時間泥棒なBB-8。アプリは極めてシンプルで使いやすいものだし、映画そのままの可愛い存在感に我が家の猫は怯えていましたが、これまで体験したことのないカタチでスター・ウォーズの世界を感じることができるのではないでしょうか!ちなみに、5日現在では、Amazonなどで取り扱われている在庫が非常に少ない状況のようですので注意しましょう。