9日に発表された「WEBを活用した販売促進活動に関する調査」によると、82%の会社で”WEB販促をビジネスに活用できていない”現状が明らかになった。中小企業を対象に調査を行ったのは、ニフティ株式会社(東京都新宿区)。 ”全国の18歳以上かつ従業員規模が100名以下の企業の経営者”と、”全国の18歳以上かつ従業員規模が100名以下の企業のWEB担当者”のそれぞれ150名を対象に行われた同調査。「あなたの会社は、WEB販促をビジネスで活用できていますか」との問いに「活用できている」と回答したのは僅か18.0%。「活用したいができていない(34.7%)」、「活用したいと思わない(47.3%)」との回答が合わせて82%を占めた。 また「1か月あたりのWEB販促の予算」に関する問いでは、「予算はない」と回答した企業が51.0%と半数以上。WEB担当者のみに聞いた「WEB販促を行う上での悩み」についても、「予算がない」が36.1%でトップとなるなど、予算面の事情で中小企業がインターネットを販促に活用できない現状が浮き彫りとなった。