藤倉ゴム工業は東京ビッグサイトで16日まで開催されている「危機管理産業展2015」にて、水に浮く災害用テントを展示した。 集中豪雨や洪水などの災害発生時に、一時避難用として使用するテントで、水害に襲われた際にはボートのように浮力体となる点を特徴としている。 通常時はコンパクトに収納が可能。いざという時には、簡易ブロワーを使用して2~3分で膨らませることができ、組み立ても容易となっている。5人用と10人用が用意されており、現在20人用のモデルも開発中だという。 各自治体や企業などからの問い合わせに対応しており、今年6月に高知市消防局が実施した長期浸水検索救助訓練では、テント内の要救助者を救出する訓練として同製品が使用されている。