クロス・マーケティングは13日、定額制の音楽聞き放題サービス(サブスクリプション型音楽配信)に関する実態調査の結果を発表した。調査期間は9月4日~7日で、20~69歳の週に1回以上音楽を自発的に聴く男女3,000人から回答を得た。 それによると、音楽に使う月平均額は「1,500円未満」28.5%が最多。次いで「音楽にお金をかけない」26.9%だった。過半数が音楽にお金を使っていない現状がうかがえる。 LINE MUSIC、AWA、Apple Musicなど、サブスクリプション型音楽配信サービスの認知では、認知者は66.9%だった。一方で利用率は、7.9%に留まっており、圧倒的に非利用者が多かった。 利用意向では「ぜひとも利用してみたい」1.4%、「機会があれば利用してみたい」10.3%で、あわせても約1割と低調な現状が明らかとなった。利用意向有りの理由では「新曲を聴けそうだから」「懐かしい曲が聴けそうだから」がどちらも47.4%で最多。利用意向なしの理由では「無料の動画配信サービスで十分だから」28.0%が最多だった。