オリックス・レンテックと日本サード・パーティは15日、フランスのロボット開発会社Aldebaran Robotics製の人型ロボット「NAO」の法人向けレンタルサービスを開始した。 レンタル料金は3日間で10万円、1週間で15万円、2週間で20万円、1カ月間で30万円。オプションのエンジニアリングサービスは5万円からとなる。 企業や店舗、各種イベントの受付、接客での利用のほか、学校や企業内でプログラミング研修用教材など、さまざまな用途の利用を想定。会話などをプログラムする技術者の派遣や、技術者の育成サービスにも対応する。 人型ロボットと言えばソフトバンクの「Pepper(ペッパー)」が、製品発表当初から話題を集めている。企業の受け付けや店舗・イベントでの接客などで、「Pepper」を利用するケースも増えているようだ。 レンタルとはいえ、「NAO」も市場投入が進むということは、それだけ人型ロボットに対する需要が高まっていることがうかがえる。国産の人型ロボットが街中をにぎわせる日も、そう遠いことではなさそうだ。