米Appleは、日本時間10日午前2時よりサンフランシスコにて開催したスペシャルイベントにて、新しい「Apple TV」を発表した。 Apple TVには、タッチ操作ができる「Touch surface」と、マイクがついた新たなコントローラーを付属。Touch surfaceでは細かな再生コントロールや、スワイプ操作でのブラウズが可能となる。 マイクによる入力がサポートされたことで、Apple TVに内蔵されているSiriへ「コメディ番組を探して」「人気順に並べ替えて」と音声入力してコンテンツを探せるように。 リモートコントローラーにはジャイロセンサーも搭載されており、Touch Surfaceとあわせてゲームのコントローラーとして利用することもできる。iPhoneをコントローラーとして利用することもでき、複数のコントローラーを用いたマルチプレイも可能となっている。 本体側には64bitのA8プロセッサを搭載。Bluetooth4.0や802.11ac(MIMO)のWi-Fi、イーサネット端子、HDMI端子、赤外線コントロールなどを搭載。コントローラー側はBluetooth 4.0、ジャイロセンサー、3カ月持続可能なバッテリーと、Lightning接続の充電端子を持つ。 Apple TVに搭載される「tvOS」も新たに発表。tvOSではスマートフォンやタブレットと同じように、アプリを追加できるようになった。iOSアプリ同様にXcodeで開発することができ、tvOS専用のストアで配信が行える。イベントでは、ゲームやショッピングなどのアプリのデモンストレーションが行われた。 価格は32GBが149米ドル、64GBが199米ドル、10月下旬の発売となる。
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