富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは、SaaS型IT運用基盤サービス「Vistara(ヴィスタラ)」を10日から販売開始した。クラウド上で動作する運用管理サービスで、システム運用管理の効率化とコストを削減し、内部犯行による情報漏洩の防止を可能としている。 オンプレミスとクラウドの両方に設置したサーバやネットワーク機器を一括管理し、統合的なセキュリティ運用により、内部犯行による情報リスク低減を実現する。 サーバやネットワーク機器に対する操作証跡を動画とテキストで記録し、作業内容の追跡が可能となる。特定の機器に対して指定した時間帯のみアクセス可能なユーザーアカウントの発行など、厳密な統制も可能としている。 価格は機器数に応じた月額課金となっており、月額84,000円から。同社は今後3年間で3億円を販売目標としている。