2020年東京オリンピックの公式エンブレムの盗作疑惑をかけられたアートディレクター佐野研二郎氏に対し、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏が「作者の方に責任はない」と擁護。「一番の問題はこのようなエンブレムを選定した側にあるのでは?」と私見を述べた。 尾木氏は5日に更新したブログで、「盗作疑惑まで語られてお気の毒だと思います…名誉傷つけられおつらいと思います」と佐野氏をおもんばかった。その上で「こんなに日本的特性感じない汎用性の高いシンプルなデザインであれば当然類似のデザインが既に世界各地に出回っているものと予想して慎重かつ丁寧にリサーチしないと その詰めが結果的には極めて甘かったということだと思います」と、選定した側の問題を指摘した。 また、同エンブレムが問題となってしまったことを受け、「残念ですが決定を取り消し再募集 とことん日本的なデザインにこだわって気持ちよくシンボルエンブレム 決めてはいかがでしょうか!?」と提案した。 なお、佐野氏は盗作疑惑について公式サイトで「全くの事実無根です」と否定している。