昨年10月に声帯を全摘出した音楽プロデューサー・つんく♂が12日に自身のブログを更新。モーニング娘。'15の新曲に込めた「いつまでも引きずってはいられない」などの前向きな思いを語った。 つんく♂はモーニング娘。'15の新曲を2曲担当したと報告。そのうちの1曲「青春小僧が泣いている」では“結局最後は自分なんだ”というテーマで曲を書いたと明かし、「いろいろあるのが人生、泣きも笑いも出会いも別れも。泣いたっていいじゃないか。そして、泣くのはこれが最後!って毎回思っていいじゃないか」と語った。 また、もうひとつの楽曲「夕暮れは雨上がり」については、「悲しい歌の様に思うかもしれませんが、前向きな気持ち唄ってます。先に進むんだ。前に行くんだ。そういう気持ちを歌にしました」とつづる。そして、「いつまでも引きずってはいられない。雨降って地固まる じゃないけど、雨があがった夕暮れ。雲の木漏れ日からの眩しい光。その光が勇気にもなり、希望にもなり、進んでいく道がみえた、そんな日の唄です」と楽曲に込めた思いを語った。 ポジティブな思いが込められた今回の新曲。「泣いたっていいじゃないか」「進んでいく道がみえた」といったメッセージは、病気を乗り越えようと今も奮闘するつんく♂の実感だったのかもしれない。