18日、今年11月6日に世界公開が決定している『007』シリーズ最新作『007 スペクター』のティーザーポスタービジュアルが全世界一斉解禁された。 これまでの過去3作品のポスターでダニエル・クレイグは、タキシードを着込んだフォーマルな出で立ちだったが、今回はそのタキシードの下に隠れた姿。ワルサーPPKを右手に持ち、ポスター全体もモノトーンな中で、青く光るボンドのブルー・アイがこちらを見据えているというインパクトのあるデザイン。 今作は、ボンドの幼少期の秘密が明らかになるという。サム・メンデス監督は、「冒頭から彼はある人物を追跡していますが、観客はその理由も内容もわからない。けれど、そこで起きていることはボンドの幼少期に関わる重要な秘密へと繋がっていきます。その壮大なテーマを知ったとき『撮らなくては』と思ったのです」と語る通り、前作で自らの出生の地“スカイフォール”に戻ったボンドは、今回は少年時代の秘密と対峙することになりそうだ。 昨年12月8日にクランクインし、イギリス ロンドン、オーストリア ソルデンからイタリア ローマへとロケ地を変えて撮影を敢行中の同作。今後もメキシコのメキシコシティ、モロッコのタンジールなど世界中のロケーションをめぐって撮影を予定しているという。 映画『007 スペクター』は、11月全国ロードショー。