YKK APは、住宅が密集する防火エリアの都市型住宅に最適な国土交通大臣認定防火設備の新アイテムを順次拡充する。4月20日より「防火ドアGシリーズ」に「スライディングドア」を、6月1日より「防火窓Gシリーズ」(アルミ樹脂複合、アルミ複層)に「スリット窓」をそれぞれ追加発売していく予定だ。 防火窓・ドアは、関東・関西・中部などの都市部では約2割の比率で必要とされており、今回発売する「防火ドアGシリーズ スライディングドア」及び「防火窓Gシリーズ スリット窓」は、それに対応する国土交通大臣認定防火設備であることはもちろん、デザイン性、利便性、防犯性を兼ね備えている。 「防火ドアGシリーズ スライディングドア」は、軽快な開閉動作を実現した上吊り機構の防火玄関スライディングドア(片引戸)。防火エリアとなる都市部では敷地面積が限られるため、道路際やガレージ内の玄関など、開きドアの開閉に必要なスペースが設けられない場合があるが、スライディングドアは外部側へ扉を開く必要がないため、玄関前のスペースが狭い住宅でも設置が可能だ。また、電池・電気錠システムにも対応している。 「防火窓Gシリーズ スリット窓」も、都市型住宅におけるデザイン性や防犯性、またプライバシーに配慮しながらの採光・通風等、幅広いニーズに対応した製品となる。今回、縦付けタイプと横付けタイプの2種類が発表となったが、いずれも業界最細サイズをラインナップしている。