MWC 2015の会場に米のアパレルブランド“GUESS”が初めて製品化したスマートウォッチ「GUESS CONNECT」が出展された。同じ米のスマートウォッチメーカーであるMartian Watchesとのコラボにより誕生したファッショナブルなスマートウォッチだ。 GUESSは元々商品ラインナップにアナログ時計を持っていたが、スマートウォッチを手がけるのは今回が初めて。一方のMartian Watchesも、時計としてのナチュラルなルックスや、どんなファッションスタイルにもさりげなくフィットするスマートウォッチを得意とするブランドだったが、両社がコラボしたことにより、よりゴージャスなスマートウォッチが完成した。 「GUESS CONNECT」は、文字盤の下側に一行単色表示のOLEDディスプレイを搭載。iOS/Androidのモバイル端末とBluetoothでペアリングすることで、例えばiPhoneに電話やメールが着信したときに、ディスプレイに文字を表示して、バイブで知らせてくれる。全面がディスプレイのスマートウォッチよりも、日本製のムーブメントを搭載したアナログ感覚のルックスと使い心地が人気を集めているという。 本体にはマイクを内蔵しているので、iOSのSiriと連携して地図検索を操作することなどもできる。スマート機能を動かすバッテリーはフル充電から最大5日前後の持続性能を実現している。アナログ時計機能のバッテリーは別設計で、約2年間交換せずに使えるという。 本体サイズは45mm径と41mm径のバージョンがあり、カラーは合わせて5色展開になる。9月から10月頃にワールドワイドで発売が予定されているが日本での取り扱いは未定。価格は45mmのモデルが400ドル前後、41mmのモデルが349ドル前後になりそうだ。