今週末14日に控えたバレンタイン。チョコレートをあげたい!貰いたい!愛しいあの人は2次元の住人……。そんな“オタク”の皆さんが読む、「バレンタイン川柳」が発表された。 「第1回オタマートバレンタイン川柳」は、アニメ・ゲーム・アイドルグッズ専用フリマアプリ「オタマート」を運営するjig.jpによって企画されたもの。川柳の五・七・五の中に、“オタク”ならではのバレンタインに対する“感銘”をうたった句が集まった。1月26日から2月2日まで募集され、応募総数1,677句の中から、最優秀賞である金賞1句、銀賞1句、銅賞1句、入賞10句が発表された。 金賞は、この時期のオタクの間で大きな話題となる、人気テニスマンガのバレンタイン企画を彷彿とさせる作品、「本命を 贈る宛先 出版社」となった。銀賞以下にも、キャラクターへの愛をどうにか形として表現したいという気持ちに溢れた作品が多くみられた。句中の語句では、チョコを除き、使用された単語で一番多かったものが「嫁(主に最愛のキャラクターに対する愛情表現)」で、さらに「次元」、「画面」と続き、2次元キャラクターとの越えられない壁への悲しみをうたった作品が多かった。 発表された作品は以下のとおり。<金賞> 本命を 贈る宛先 出版社 [まいむ 10代]<銀賞> チョコあげたい そのキャラ今週 逝きました [迦楼羅 10代]<銅賞> 渡せない チョコの代わりに 課金する [綾ちん 10代]<入賞10作品>・チョコレート 渡すというか 供えます [渋谷りんご 20代]・買ったチョコ 次元を超えたと 言い聞かせ [のら 10代]・さあ食べて 画面にチョコを 押し付ける [未夢 10代]・ヲタ同士 痛チョコ渡し 踊り出す [雅樹 20代]・彼女から 初チョコ貰った ただし(仮) [みぃそん 10代]・痛チョコを 作る写メ撮る 父にやる [りなぱな 10代]・我が母よ 何故嫁の名で チョコ渡す [坂口星蘭 不明]・もらったよ グラムじゃないのよ メガバイト [はっとりさん 不明]・初めての 痛チョコ作り 萌え上がる [かんな 20代]・ツイにきた 思わず支部る バレンタイン [武流 不明]※川柳・雅号(ペンネーム)の表記はすべて、応募者の表記通り。※作品の著作権は、株式会社jig.jpと作者に帰属する。無断での転載使用を禁ずる。