2014年12月7日、広島県福山市の福山元町通商店街では改装工事が完了し、記念行事が行われた。LED化された街灯20基と防犯カメラ6台を設置、舗装や消防設備の改修が行われ、明るく安全な商店街として一新されている。 改装工事の背景には、中小企業庁の商業・地域サポートによる補助金交付などがある。「まちづくり補助金」は、安全安心の街を作る事業に対して、必要経費の3分の2までを上限とした補助金を受けることができるシステムだ。今件でも商店街まちづくり事業への採択などで改修費約1億円のうち、国や市から約6,800万円の補助金が交付されている。 他にも11月末には神奈川県厚木市の中央通り名店街と宿愛甲商工振興会も、まちづくり補助金の適用で街灯のLED化と防犯カメラの設置を行った。LED化によって商店街の明るさも向上し、防犯効果の向上とともに電気代も削減できる。安全で活気がある商店街を支える事業として「まちづくり補助金」は広く受けいられつつあり、同時に防犯カメラの普及も進んでいるのが現状だ。