今回公開されたクリスマスソングメドレーは、お菓子を食べるときに発する音や、箱やフタ、袋の開封音で音楽がつくりだされている。公開されたムービーでは、その音楽を奏でる出演者が、音楽とともに、1カットのカメラワークの中、音に合わせて出たり消えたりする映像に編集されている。
演奏されている曲は、「もろびとこぞりて」「ジングルベル」「We Wish Your Merry Christmas」の3曲のメドレー。これらの曲が、お菓子とその周辺の音だけで奏でられており、何度も聞くことで、多数のお菓子のさまざまな音がいくつも発見できるつくりになっている。
今回、お菓子の音楽を制作したのは、福岡を拠点に数々の有名作品を手掛けてきたクリエイティブチーム「インビジブルデザインズラボ」。音を中心としたクリエイティブワークを手掛けるこのチームが、今回は、お菓子の音で音楽を奏でるという難しいチャレンジに挑んだ。お菓子の音を分析、お菓子の音を収録、楽曲制作、撮影という手順を踏み、試行錯誤を重ねた。特に撮影では、お菓子を食べる人物が出たり消えたりする様子を演出するため、モーションコントロールカメラで、何度も撮影を繰り返し、撮影終了までに3日間かかったという。
「Crisp Concert」の内容は、Youtubeの公式チャンネル、または、「Crisp Concert」スペシャルサイトで閲覧可能となっている。