ゴールデンボンバーのボーカル・鬼龍院翔が1日深夜放送のニッポン放送「ゴールデンボンバー鬼龍院翔のオールナイトニッポン」で、出場が決まった「第65回NHK紅白歌合戦」の演出について「プレッシャーなわけですよ」と心境を吐露した。 番組冒頭で「ゴールンデンボンバーという一味がですね、年末のNHK紅白歌合戦に3年連続出場することが決まりました。みなさんありがとうございます」と喜びを爆発させた鬼龍院。「去年と比べるとテレビ出演本数も“左肩下がり”だったから、今年出れないのは全然あり得るし、出れないだろうと思っていたところ、ありがたく加えていただきまして」と予想外の出場だったとし、感謝した。「NHK紅白歌合戦さんは、ボケ枠みたいのが新設されたんでしょうかね」と自虐的に出場理由を分析した鬼龍院だったが、リスナーからの「3度目の正直、石の上にも3年、仏の顔も三度、今年が最後だと思って頑張ってください。あと、立つ鳥後を濁さず」と同バンドのファンらしい辛口でユーモラスな祝福のコメントに苦笑い。 話題が紅白での演出に移り、12年の出場時は観客全員にドラムの樽美酒研二に似た白塗りのお面を被せ、翌13年の出場時には樽美酒が鉄棒で見事な大車輪を決めたと思いきや「ニセ者でした!」と、独自の演出で爆笑を誘ったシーンを振り返った。 今年もファンからユニークな演出を期待される鬼龍院だが、「プレッシャーなわけですよ。演出も何やったらいいか。(過去2回は)結構、反応よかったんですよ。ありがたいことに。3年目、今年、それを超えなきゃいけないわけですよ」と、注目されるであろう紅白での演出に悩んでいる胸の内を明かした。 さらに「うまくいった、うまくいった、ラッキーパンチ当たった、ラッキーパンチ当たったで、この3年目どうするか、すごくプレッシャーなわけですけども」と上手く行った過去を振り返りつつ、現状の心境を告白。本番に向けて、「まあ周りの人間、メンバーやらスタッフさんとか、『鬼龍院、どうにかするだろ』」と思っているとし、「『みんなで支えあってゴールデンボンバー』と思っている皆さん、それは幻想ですから」と悩める鬼龍院だった。