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【The Microsoft Conference 2014】新VAIOのプロトタイプや、ユニークな一体型マルチ決済機能付きタブレット披露

エンタープライズ マイクロソフト
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日本マイクロソフト 代表執行役 社長 樋口 泰行氏
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  • Windowsタブレットの強味は、専用端末、2 in 1マシン、タブレットという幅広い選択肢があること
  • ローソンの事例。合計1500台のコンパチブル型のWindowsタブレットを導入。スーパーバイザーの生産性を向上させるために情報をタブレットに集約
  • 三井住友銀行の事例。営業窓口に3700台の20インチの4Kディスプレイを採用し、高精細なコンテンツを表示
  • 壇上に展示されていた代表的なWindowsタブレット。OEM製品や未発売のプロトタイプもあった
  • 放送業界で使われる4KのWindowsタブレット。気象衛星の4K画像を現場で表示しても遜色ないという
 多くの選択肢がある中で、樋口氏はWindowsタブレットの導入事例について紹介した。まずローソンでは、スーパーバイザーの生産性を向上させるために、1500台のコンパチブル型のWindowsタブレットを導入。また中外製薬では、これまでiPadやノートPCなど複数のモバイルをMRが持ち歩いていたが、全社的にWindows8.1に統合することで、1700人のMRが1台ずつのPC体制になった。

 樋口氏は、4Kの事例についても触れた。三井住友銀行では、営業窓口に3700台の20インチ高精細4Kディスプレイを採用し、預金や投資信託などの商品説明やマーケット情報をWindows8.1によって分かりやすく表示。放送業界ではTBSがテレビの最前線で活用を始めた。放送画質でフィリップの電子化を実現したり、気象衛星ひまわりの4K画像を現場で表示させている。

 このほか小田急電鉄が、情報提供の在り方について検討し、Windowsタブレットを導入した。電車の運行情報などを現場で迅速に収集・把握するために役立っているという。

 続いて、エバンジェリストの西脇資哲氏が登場し、OEMを含めた多くのWindowsタブレットについて紹介した】。

 西脇氏は、TV局で使われる4KのWindowsタブレットや、未発表のVAIOのプロトタイプ、一部の機能が制限された組み込み系で3万円以下を実現するコンパクトな中国製品(CTE)などを紹介。

 特に目を引いたのは、一体型のマルチ決済用タブレットだ。これは、各種認証取得済のセキュアな業務端末で、クレジットカードや非接触型の電子マネーを利用して決済できるものだ。スキャニングやタッチ機能が付いており、ポイントにも対応する。防塵・防滴・抗菌仕様のため、屋外でも利用できる。またWindowsであるため、POSやオーダーなど各種集計データの分析が可能な多くのソリューションが用意されている。

 このほかにも、西脇氏はPlag&PlayでUSB接続の3DプリンターにWindowsタブレットを接続して、樹脂部品をつくるデモも行った。部品に修正を加えたいときは、CADアプリケーションに戻って、すぐにラピッドプロトタイピングが可能な点もWindowsタブレットのメリットの1つだろう。
《井上猛雄》
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