パナソニック AVCネットワークス社は14日、企業向けMVNO(Mobile Virtual Network Operator)サービス事業に本格参入することを発表した。無線対応機器および保守・運用サービスと組み合わせ、ハードから通信回線・運用までを一括提供する。 従来の通信サービスでは、用途・通信量ごとに適した通信回線プランを選択できない、機器と通信サービスを別々に調達しなければならない、といった課題があった。 パナソニックでは、自前で通信設備を持ち、通信帯域の制御と通信回線容量の管理を直接行うことで、ニーズに合わせたオーダーメイドの無線通信回線プランを、フレキシブルに提供できるという。 第一弾として、10月2日に発表したモバイルノートパソコン/タブレット「Let's note RZ4シリーズ」に、MVNOサービス対応のSIMカードを搭載したモデルを準備。さまざまなビジネスシーンのニーズに合わせたRZ4シリーズ専用の無線通信回線プランを提供する。