シーディーネットワークス・ジャパン (CDNetworks) は9日、東南アジアからのウェブパフォーマンス比較レポート「東南アジアから見た日本のウェブサイト-2014年9月3日~9月9日調査より-[日本語版]」を公開した。 同レポートは、9月3日から一週間、インドネシア/シンガポール/フィリピン/マレーシア/ベトナム/日本から、日本の大手企業22社のサイトを閲覧した際にかかる表示時間を調査したもの。さらにその原因と対策もあわせて紹介している。 同レポートによると、インドネシアから日本企業のウェブサイトを表示すると平均で7.6倍、もっとも早いマレーシアでも2.3倍と、調査した22社のウェブサイトすべてにおいて、東南アジア各国からの閲覧では、日本国内からの閲覧に比べて時間がかかることが判明した。 同社では、「一般に、表示にかかる時間が1秒増えるとコンバージョンが7%減り、PVは11%減少、顧客満足度は16%低くなるといわれています。そのため、東南アジア向けに事業を行う企業は、対策が急務であるといえます」と指摘している。