今年は国際協力60周年。これを機に、外務省が初めてテレビ番組の提供を行うことを発表した。日本初の外務省presents番組は、東京MXの情報バラエティ「僕らが世界にできること」だ。10月3日19時からニコニコ生放送と東京MXで放送される。 「僕らが世界にできること」は、日本が60年間続けてきた国際協力やODA(政府開発援助)について、現場の映像を交えながら紹介し、身近で楽しめるコンテンツとして届ける試みだ。「どこよりも国際協力をわかりやすく伝える番組」を目指して、司会は次世代のニュースキャスターである元NHKアナウンサー堀潤と、元フジテレビアナウンサーの高橋真麻が競演。国際協力に関する「ちょっといい話」を説明する。さらに、外務省の省員もゲストで登場し、解説を行うという。 またゲストとして、ハライチ澤部、小島瑠璃子、春香クリスティーンといった人気タレントのほか、スチャダラパー、中孝介、TEMPRAKIDZ、たかまつなな、ルート5といった多彩なメンバーが出演。フィリピンやバングラディッシュなどで、自分ができる国際協力に挑戦する姿なども紹介される。 出演にあたり、澤部祐は「知らないことばかりでした。特に日本の若い人は知らない。国際協力を知って、日本を好きになれる」、小島瑠璃子は「何ができるかに限界を決めず、行動することが大事だと痛感しました」というコメントを寄せている。 なお外務省では10月1日から、“世界一わかりやすい”情報サイト「#EARTH ACTION STUDIO JAPAN」を展開。今、国際協力のなかで活躍している人々や、現在行われている国際協力のイベントを紹介している。