アメリカで、世界的な綱渡りファミリーの一員として知られる曲芸師ニック・ワレンダが、日本時間の11月3日、シカゴの高層ビルを綱渡りする世界記録へ挑戦することになった。状況はディスカバリーチャンネルで生中継される。 ニック・ワレンダは、「空飛ぶワレンダ一家(Flying Wallendas)」と呼ばれる綱渡りファミリーの7代目で、世界的に名高い綱渡り芸人カール・ワレンダのひ孫。ワレンダ一家伝統の安全ネットなしでの綱渡りを受け継いでおり、自身も複数のギネス世界記録を保持者である。昨年もグランドキャニオンでの綱渡りを成功させている。 今回は、新たな挑戦として、単に高層ビルの間を渡るだけでなく最大15度の傾斜を付ける。しかも、命綱は装着しない。これは、本人も挑戦したことのない試みで、成功すれば世界記録となる。 この挑戦の模様は、ディスカバリーチャンネルで、日本時間の11月3日午前9時より世界同時生中継される予定。ただし、現地の天候事情により変更される場合もある。