クラリオンは、米国子会社が音楽著作権者代表者から提訴されたと発表した。同社によると、クラリオンの子会社クラリオン・コーポレーション・オブ・アメリカを含む自動車機器メーカー2社と自動車メーカー2社を相手どって米国コロンビア特別区連邦地裁に集団提訴した。原告は、音楽著作権者などを代表、クラリオンの米国子会社などが、オーディオ・ホーム・レコーディング法を遵守せずに、デジタル音声記録装置を製造・輸入して、これを搭載した自動車を販売したと主張。これらの行為差し止めと、損害賠償を求めている。なお、損害賠償額の総額は明示していない。クラリオンは米国子会社を含め、オーディオ・ホーム・レコーディング法に違反する行為はないと認識しているとしている。