世界的人気歌手のセリーヌ・ディオンが現地時間13日、芸能活動の無期限休止を発表した。これにともない、今年11月に予定されていた来日公演の中止が決まった。 公式サイトの発表によると、活動休止の理由は、昨年12月に咽頭がんの手術を受けた夫のレネ・アンジェリル氏の看病に専念したいためとのこと。また、セリーヌ本人も急性声帯炎を患い、7月29日以降ラスベガスで予定されていた公演もキャンセルしており、未だ回復していない自身の体調も活動休止の理由のようだ。 活動休止にともない、11月11日のナゴヤドームを皮切りに、大阪、東京で開催される予定だった「セリーヌ・ディオン Japan Tour 2014」の全日程が中止となった。 セリーヌは「今は夫の回復のために全力を尽くしたい、それには今この時間を彼と私たちの子供のために専念することを決めました。東京、大阪、名古屋のファンの皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。日本で過ごす時間、特にファンと一緒に過ごす時間はいつも楽しいです。ファンの皆様に迷惑をかけてしまいますが、一日も早く日本に戻れることを祈っています。皆様のたくさんの愛とサポートに大変感謝しています」とのコメントを寄せている。