インターマンはInterop Tokyo 2014で、周囲の音を軽減させる携帯電話ブース「Bodyphon」の展示を行った。 「Bodyphon」ではブースの内壁に音楽スタジオで利用されている調音材を配置しており、外部からの音を低減するのと同時に、内部の音が外に漏れにくくなる。これにより駅や空港などに設置すれば、静かな環境で通話が可能に。一方で、病院や美術館などでは、話し声が外に聞こえる心配がなくなる。 同社が行った実験では、外部で90dBAの騒音が鳴っている環境で、内部に聞こえる音を16dBA軽減できたとのこと。一方で、内部で通話している声は35dBA軽減され、外部からはほとんど聞き取れなくなるという。 最近ではオフィス内で携帯電話の使用を禁止している企業もあるが、「Bodyphon」を利用すれば、通話のたびに席をはずして廊下などに移動する必要がなくなる。下部が開口しているため、防犯上の不安がある電話ボックスなどと違い、女性や子供でも安心して利用が可能だ。 また、調音材が耳障な強い入射音を軽減するため、内部では人の声がむしろクリアーに聞こえるようになる。会場ではブースの壁面にiPadを固定していたが、特にスピーカーなどを追加しなくても、iPadの出力だけで再生された音声がはっきりと聞き取れた。これを利用して、同社では観光地での情報発信や、ホテルでの利用案内などへの活用を検討している。
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