Mozilla Japanは29日、WebブラウザFirefoxの最新版「Firefox 29.0」をリリースした。ユーザーインターフェイスや機能が大幅に変更されている。 Firefoxは、2011年6月より6週間ごとの定期的な高速リリースサイクルを採用しているが、今回のリリースでは、全面的に外観が見直された。 よく使う機能にアクセスしやすくして、個人にフィットするブラウザに作り替えることができる「カスタマイズモード」を搭載。お気に入りの機能、ツール、アドオンをメニューやツールバー内に、ドラッグ&ドロップでより自由に設定できるようになった。タブのピン留めにも対応する。また、メニューから直接アクセス可能なアドオンマネージャが採用され、アドオンを簡単に見つけてインストールできるようになっている。 Firefoxメニューはツールバーの右端に移動し、ブラウザでよく使う操作、機能、アドオンなどのボタンを1か所にまとめることが可能となった。同じ場所でブックマークの管理も可能。また「Firefoxアカウント」を利用することで、端末間の同期機能「Firefox Sync」がより簡単になっている。 新しいタブは、滑らかで流線型のデザインを採用。また使っていないタブが、バックグラウンドに隠れるようになった。