マンダムは24日、男性用グルーミングブランド「ルシード」より、ミドル男性特有の体のニオイに着目したデオドラントシリーズ「薬用スカルプデオシャンプー」「薬用デオドラントボディウォッシュ」「薬用デオドラントスプレー」「薬用デオドラントスポット」を新発売した。 マンダムによると、男性の約半数は30~40歳代から体のニオイの変化を感じ始める。主に頭部・頚部周辺から発生する脂っぽい汗のニオイだ。一般的にこのようなニオイは「加齢臭」と思われがちだが、加齢臭の原因物質「2-ノネナール」が顕著に増加するのは50歳代以降だという。つまり30~40歳代のニオイは加齢臭とは別のニオイなのだ。 マンダムは、この30~40歳代男性特有のニオイを「ミドル脂臭」と名付け、そのニオイの原因が「エクリン汗」由来の「ジアセチル」と呼ばれる臭気成分であることを特定した。 「ルシード デオドラントシリーズ」は、「ミドル脂臭」に着目し、「一般的な汗臭」「加齢臭」と合わせて、男性の3つのニオイに対応したデオドラントシリーズだ。 マンダムによると男性ボディケア市場は成長中で、デオドラント剤を最も使っている世代は30代だという。社会的な環境変化や加齢変化などから、30~40歳代男性の「何歳になっても若々しく前向きな意識を保ちたい」という気持ちが、清潔感のある身だしなみへの高い関心へとつながっている、とマンダムは分析している。