4月26日に公開される映画『テルマエ・ロマエ』の続編、『テルマエ・ロマエII』に曙&琴欧洲が古代ローマのグラディエーター役として登場することがわかった。両名を含む、総勢17名の現役&元力士が大出演する。 本作では、斬新なテルマエ(浴場)を作ったことで評判が高まった主人公・ルシウス(阿部寛)が、コロッセオのグラディエーター(剣闘士)の傷を癒す浴場作り、という難題を命じられる。またも現代日本にタイムスリップしたルシウスに新たなインスピレーションを与えるのが、“相撲”。血みどろのグラディエーター達の戦いとは違う平和的ルールや観客のムード、そしてその浴場にヒントを見出していく。 現役&元力士たちは、本格的な相撲シーンや迫力ある入浴シーンを披露。また、曙と琴欧洲に関しては、日本の力士役ではなく、ローマ帝国のグラディエーター役として出演する。 曙は2007年に『オーシャンズ13』への出演歴があるものの、2人とも名前の付いた役柄を映画のなかで演じるのは初めて。二人の名前をもじった “アケボニウス” “コトオウシュヌス”という名でそれぞれ“濃い顔族”の戦いを見せる。 曙はブルガリアに作られた巨大セットで約1週間の撮影に挑み、グラディエーターの闘いシーンを熱演。「初めは考えながら動いていたが、意外と普段の動きをすればOKをもらえたので、最後の方は意識せずに動けた」とコメント。出身地がブルガリアという縁もあって抜擢された琴欧洲は、撮影のための“帰国”は実現しなかったが、稽古の合間をぬって日本で撮影。「“濃い顔族”出身の力士として日頃相撲をとっているので、ルシウスのように日本の文化に驚くことが多く気持ちが理解できることが多いですね」と笑いつつ、「何もかもが初めてで戸惑った」と演技への初挑戦を振り返る。 本作の撮影は日本初となるブルガリアでの大規模敢行に加え、草津・箱根などの日本国内有数の温泉地も登場。阿部のほか、上戸彩、北村一輝、宍戸開、市村正親らが前作に続き出演する。
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