毎年恒例の氷と雪の祭典「第65回さっぽろ雪まつり」が5日から北海道・札幌市で開幕する。今年も200基を超える大小様々な雪氷像がお披露目されるほか、プロジェクトマッピングやライトアップショーなど多くのイベントが催される予定だ。 メイン会場となる「大通会場」では、人の気持ちを表わすハートをシンボルとしたメイン大氷像「ハートの宮殿」を中心に、震災被災地の復興への願いを届けるメッセージキャンドルイベントなどを展開。また、インドの観光都市アーグラーにある白大理石の建物「イティマド・ウッダウラ」を再現した大氷像、40周年を迎えた人気子ども番組「be ポンキッキーズ」の人気キャラクター、ガチャピンとムック、そしてかわいいピンクのクマちゃん3人組「ロリポップス」を象ったものなど、バラエティに富んだ雪氷像や、前回も好評だった屋外スケートリンクも登場。高さ24m、全長60mの巨大ジャンプ台では日本トップレベルのスノーボード、フリースタイルスキーが繰り広げられる。 第2会場の「つどーむ会場」は、子供から大人までが北海道の自然の中で雪とふれあうことをコンセプトとしており、屋外会場では、すべり台やスノーラフトの企画を実施。屋内では飲食ブースや休憩所なども設置される。また、「すすきの会場」では、「氷を見る」から「氷を楽しむ」をテーマに、大・中の氷彫刻や氷彫刻コンクール作品などの幻想的な氷像を展示。氷像に触れる、乗れるなどのふれあい広場、撮影スポットとしてのイルミネーションロードなども設置される。 「第65回さっぽろ雪まつり」は2月5日~11日の7日間開催。なお、会期中には様々な関連イベントも展開され、北海道を応援するキャラクターとして初音ミクの“雪像”をモチーフにデザインされた「雪ミク」をメインキャラクターとするイベント「SNOW MIKU 2014」なども実施される。