みんなのデジタル教科書教育研究会(デジ教研)は3月2日、アクセシブルなデジタル教科書の在り方について議論する「Open Meeting 09 Saitama」を埼玉会館(さいたま市浦和区)で開催すると発表、参加者を募集している。 デジ教研は、デジタル教科書に可能性を感じ,子どもたちにデジタル教科書を手渡したい思いを持つ有志の集まり。教員、研究者、保護者、出版社、IT企業経営者、プログラマー、無職、学生など、さまざまな業種の人が参加し、フェイスブックグループなどでディスカッションなどを行っている。 視覚、発達、上肢障害などにより通常の印刷物を読むことが困難な人々のためのデジタル録音図書の国際標準規格であるDAISY(Digital Accessible Information SYstem)と、電子書籍の国際標準規格であるEPUBが融合されたことで、誰もがEPUBで出版された電子書籍を「読む」ことを可能にする明るい展望が見えてきたという。 今回のミーティングのテーマは「DAISY / EPUBで実現するアクセシブルなデジタル教科書」。DAISYとEPUB関連の開発現場の人々を招き、最新情報を紹介してもらうほか、参加者とともに今後のアクセシブルなデジタル教科書の在り方について、意見交換を行うという。◆みんなのデジタル教科書教育研究会 Open Meeting 09 Saitama日時:3月2日(日)13:30~16:30会場:埼玉会館 7A会議室(さいたま市浦和区)定員:80名(先着順)参加費:1,000円(資料代含む)申し込み:ホームページから