ライトノベル『神様のメモ帳』の挿絵などで知られるイラストレーター・岸田メル氏が20日、自分のイラストを無許可で使用したグッズがオークションサイトに出品されていることをTwitterで報告。今後の対処を検討中だと語っている。 岸田氏は20日、問題のオークションページをファンからTwitterを通して伝えられた。出品者は、著作権違反ではないかとのユーザーからの指摘に対して、「こちらのケースに入れる絵全部私がお金を払って使ってもいいと言われた絵です」と主張していたが、岸田氏は「無許可ですげー!堂々と嘘ついて逆ギレしてる!」とコメント。自分は許可を与えていないことを説明し、「落ち着いたらしっかり対処します」とつづった。 同出品者は、岸田氏のイラストを無許可で使用したiPhoneケースを数回にわたり出品。それだけでなく『ONE PIECE』『黒子のバスケ』といった他の人気作品のイラストをあしらったグッズも多数出品しており、こちらの権利関係がどうなっているかについても調査が必要だろう。 ネットオークションサイトは、過去にもアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」や「進撃の巨人」の偽サイン色紙が出品されているのが発見されて話題になったりとグレーな商品が多いことで問題視されている。