一迅社が20日、同社発行の漫画雑誌「コミック百合姫」で連載中の『百合男子』で著作権侵害があったと公式サイト上で謝罪した。 『百合男子』は、「コミック百合姫」で2011年3月より連載しているコメディマンガ。女性同士の恋愛、いわゆる“百合”を愛好する男子高校生の葛藤が描かれており、現実に存在するマンガやアニメが作中に登場するのが大きな特徴。 一迅社は、同作品で、青樹うめ『ひだまりスケッチ』、テレビアニメ「ひだまりスケッチ」「きんいろモザイク」「Aチャンネル」からの無断改変・使用があったことを報告。さらにあたかも各権利者から許諾を受けているかのような権利表示が行われ、かつ表記に誤りがあったと伝えている。 作者の倉田嘘もTwitterで関係者に謝罪し、「この様な事態を招いてしまい、自身の権利関係に対する認識の甘さを痛感しております」と反省を示した。