インターネットイニシアティブ(IIJ)は11月12日、島根県松江市で稼働中のコンテナ型データセンター「松江データセンターパーク」の拡張工事を完了し、運用を開始した。あわせて顧客のIT機器を預かるハウジングスペースを本データセンター敷地内に新設する。 「松江データセンターパーク」は、国内初の外気冷却コンテナユニットによる商用データセンターとして2011年4月に開設。主に自社クラウドサービス「IIJ GIO(ジオ)サービス」のファシリティとして活用されている。この4月より拡張工事を開始し、敷地面積およびコンテナ設置スペースを2倍に拡張した。今後、サービスの需要に応じて、コンテナモジュール「IZMO(イズモ)」を段階的に増設する計画だ。 また新設のハウジングスペースでは、「IIJデータセンターサービス」として12月1日よりサービスの提供を開始する。