フランス・パリのギャラリー「ギャルリーためながフランス(Galerie tamenaga France)」は、写真家・上田義彦の個展を11月14日から12月5日まで開催する。パリでは会期中17日まで、国際的なフォトフェア「パリ・フォト」が開催される。当写真展では、上田の代表作でもあるアメリカンインディアンの聖なる森をテーマとした「キノート(Quinault)」の10作品、屋久島の生命をテーマとする森林シリーズ「マテリア(Materia)」の7作品、屋久島の川シリーズ「エム・リバー(M-River)」の6作品、更に今年7月から9月にかけてパリの美術館でも紹介された、屋久島の海をデジタル一眼レフで撮影した最新作「M-Sea」から大小合わせて44作品を展示する。初日の14日18時からのレセプションには上田本人が来廊する。上田は1957年兵庫生まれ。1982年に写真家として独立。広告写真やコマーシャルフィルム、アート写真の分野で活躍。2008年以降パリ・フォトなど国際アートフェアに出展、2010年にイギリスとアメリカで展覧会を開催し「キノート」シリーズを発表した。先日リニューアルした伊勢丹タータン柄の広告写真を担当している。【イベント情報】上田義彦写真展会場:Galerie tamenaga France住所:18, avenue Matignon - 75008 Paris会期:11月14日から12月5日時間:11:00から19:00休廊日:日曜日、祝日