「近年、ODS(Other Digital Stuff:映画以外の映画館で楽しめるコンテンツ)市場に立ち上がりの兆しが見えてきた。2005年にデジタル上映の規格統一が図られ、2009年にはマイケル・ジャクソンの『This is it』がヒットして、映画館でも音楽が楽しめるという認識が広まった。さらに2010年頃からはスポーツコンテンツなどパブリックビューイングの一般化が進み、市場の認知が進んでいる」こともサービスの開発を後押ししたと語る片岡氏。同社の調査ではODS市場の成長と同調して、映画興行収入が2010年から2012年までの間に毎年倍増していることも明らかになったという。