鳥羽水族館で展示されていたダイオウグソクムシの“NO.9”が死亡したことがわかった。3日に同館の公式twitterが発表した。 同館に暮らすダイオウグソクムシ“NO.1”は、2009年の時点からエサを食べていないことで有名。エサに見向きもしない様子をニコニコ生放送で放送したことがきっかけで、ダイオウグソクムシは、長期間の絶食にも耐えうる生物として話題となり、タレント・中川翔子も自身の1月7日のブログで、「五年間エサたべないダイオウグソクムシワラタwwwwwすごかりしwwwww」など興味津々につづっていた。 5年絶食の“NO.1”ほどではないが、今回死亡した“NO.9”も入館以来4ヵ月間何も食べていなかったそう。しかし、「消化管の中には未消化の餌が160グラムほど残っていました」と発表されているので、死因は餓死ではないようだ。「数日前に古傷を持つ脚が折れてから調子を崩していましたが、特に大きな病変は認められませんでした」と発表されている。 丈夫で知られた“人気者”の死は誰にとっても驚きなようで、4日現在、ダイオウグソクムシの死亡発表は3500以上リツイートされている。